猫の病気

猫の自然治癒力|肛門嚢炎は放っておけば治る!?

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目次

肛門嚢炎

絶望感

ある土曜日の夕方、ソラヲの肛門のすぐ横に500円玉くらいの膿瘍ができているのを発見しました。

とても痛々しく、ソラヲはまっすぐに歩くことができません。赤く腫れあがった膿瘍を、しょっちゅう舐めています。

すぐに動物病院へ連れて行こうとしましたが、時間が遅い。明日も日曜日なので、休診です。

タイミングの悪さを呪いました。「悪化したら命に関わるかも知れない」と心配になり、ネットで情報を探すことにしました。

ネット検索

ソラヲの膿瘍と画像を見比べてみると、どうやら肛門嚢炎のようです。肛門嚢のなかで細菌が繁殖し、膿となって膨れ上がっている状態。

抗生物質で殺菌したり、肛門嚢を切除してしまう療法が動物病院では行われているようです。

獣医師の診断

土曜、日曜日は、鬱々とした気持ちで過ごしました。今までの幸せが、脆く壊れていくような感覚・・・

月曜日の朝いちばんに、受診。獣医師の診断も、肛門嚢炎。「全身麻酔をかけて肛門嚢を切除するので、4、5日間の入院が必要」とのことでした。

安易にカラダの器官を切除するのは抵抗があったし、なにより5日間の入院など私には容認できない選択肢でした。

ゲージに入れられ、ほかの犬猫たちと見知らぬ場所。私はそこに居ません。「しばらくの我慢だよ」なんて言葉は、ソラヲに通じません。捨てられたと思うかも知れないのです。

「入院しないで済む方法をお願いします」と、抗生物質の飲み薬を処方してもらい、その場をあとにしました。

セカンド オピニオン

抗生物質の飲み薬を、ソラヲは嫌がりました。なんとか飲ませたものの・・・結局、胃の中のごはんといっしょに吐いてしまいました。

食欲低下で痩せていたこともあり、吐いている場合じゃない。不安と焦り・・・

セカンド オピニオンをとることにしました。別の動物病院に電話。

獣医師は「実際に見ないとわからない」と受診を促しますが、私も詳細を説明し糸口をみつけようとします。

熱意が伝わったのか、「おそらく肛門嚢はすでに破れていて、消毒/清掃するために全身麻酔をすることになるなら、最低でも1日は入院してもらうようになるでしょう。」との回答。

そして、「ただしばらく休みになるので、3日後に来診ください。肛門嚢炎はそんなに急ぐ必要のある病態ではありません。」と。

丁寧な説明に感謝し、電話を置きました。

直観

”急ぐ必要はない”

獣医師のこの言葉で、私は直観しました。「すぐに処置が必要ないなら、自力で治せるかもしれない。無理でも、悪化する心配はないだろう。」

もし自然治癒しないなら、自然界での肛門嚢炎は死を意味することになってしまいます。

自然治癒力

膿が溜まって肛門嚢が破裂してから、ソラヲは痛みを感じていない様子。傷口をしきりに舐めて治そうとしています。

3日後には、改善を確認。そのまま薬も飲ませず、受診にも行かず・・・もちろん入院もすることなく。

2週間後には、皮膚が元通りに。ほぼ完治となったのです!

肛門嚢炎 自然治癒

教えられなかった選択肢

今回のことで、セカンドオピニオンの重要性を思い知らされました。

入院5日間と、1日だけでは大違い。病態(肛門嚢がすでに破裂している)の説明の有無。対処法の違い・・・

共通していたのは、どちらの獣医師も肛門嚢の切除をするよう促したこと。

肛門嚢の切除:15,000~50,000円
全身麻酔:3,000~15,000円
入院料:3,000円前後/1日

もちろんそれを悪とはいえないし、否定する気もありません。

ただ、家族としては・・・

教えられなかった選択肢「放っておけば自然に治る(自然治癒力)」を実践できた幸運に感謝なのです。

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