猫の病気

猫にも多い便秘│原因/治療/予防を知っておこう

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猫の便秘

猫には便秘が多いんです。

猫は便秘になると、便が出にくく気張るだけでなく、ひどい場合は気張りすぎて吐いてしまったり、便を気張るのに疲れてぐったりしてしまいます。

そのため、便秘の猫ちゃんは、飼い主さんが早めに気付いて治療をしてあげる必要があります。

今回はそんな猫の便秘について勉強してみましょう!

  1. 便秘の原因
  2. 便秘の症状
  3. 便秘の治療
  4. 便秘の予防
  5. FVRのまとめ

便秘の原因

猫の便秘にはいくつかの原因がありますが、最も多いのは特発性巨大結腸症と脱水です。他にも、大腸の腫瘍や異物の誤食なども便秘の原因となることがあります。

巨大結腸症

特発性巨大結腸症は、大腸の一部である結腸が大きくなってしまい、便が大きくなりすぎて便秘になってしまう病気です。

原因は不明ですが、5歳前後の猫に多い病気です。

猫の巨大結腸症

脱水

猫が脱水症状を起こしてしまうと、便がカチカチに硬くなり、便が出にくくなります。

脱水を起こす病気としては、腎不全や甲状腺機能亢進症、糖尿病などが多く、これらの病気が出て来る7歳以降の猫では脱水による便秘が多いです。

便秘の症状

便秘の猫では、便が出にくく、トイレにこもっている時間が長くなります。

便は全く出ないか、少量のカチカチの便しか出なくなります。
猫のうんち カチカチ
便秘がひどくなると、気張りすぎておう吐が出たり、お腹が張って食欲不振を起こすことがあるんです。

便秘を気張るのはかなり体力を使いますので、トイレの後にぐったりして元気がなくなることも珍しくありません。

また、嘔吐や食欲不振によって、さらに脱水して便秘がひどくなるという悪循環に陥ってしまうこともあり、早めに治療してあげることが大切ですね。

便秘の治療

便秘の治療は浣腸(便のかき出し)と便を柔らかくする薬がメインになります。巨大結腸症の場合は手術をすることもありますが、手術適応になるケースは多くはありません。

浣腸

溜まってしまった便を出すのに一番いいのは浣腸です。

動物病院で、猫のお尻の穴から浣腸の液を入れ、お腹をマッサージして便を出します。

それでも便が出にくい場合は、肛門から指を入れて掻き出すこともあります。

浣腸はあくまで対症療法ですので、便がたまりすぎないように便を柔らかくして、自分で便を出せるようにしてあげることも大切です。

便を柔らかくする薬

便秘になってしまう猫には、「ラクツロース」などの便を柔らかくする薬を飲ませることも効果的です。

ラクツロースやオリゴ糖などを飲むと、便に含まれる水分を増やして便が柔らかくなるため、便が出やすくなります。

飲ませすぎると下痢になるので、出るけれど下痢にならない程度の量を飲ませることが大切です。

便秘の予防

便秘の予防には食餌療法や腸の動きをよくするサプリメントを使うことが多いです。

食餌療法

人と同じく猫でも食物繊維が多いフードは便の出を良くします。

ただし、食物繊維の多いフードを食べると便の量を増やしてしまうため、巨大結腸症ではかえって便秘がひどくなるケースもあります。

食餌療法が必要かどうかは動物病院で相談してから始めた方がいいでしょう。

整腸サプリメント

ビオフェルミンなどの整腸剤は腸の動きを促進して、便の出を良くしてくれます。

フードにビオフェルミンを振りかけて食べさせてもいいですよ。

まとめ

猫の便秘には、何らかの基礎疾患があることが多いです。

便が出にくい場合は、まずはその原因を探ってもらい、治療法を考えて行ってもらう必要があります。

特に高齢の子の場合は、脱水から便秘になっていることが多く、原因の病気の治療をしないと良くならないことも多いです。

猫ちゃんの便の出が悪いなと感じた場合は、便が溜まってカチカチになってしまう前に、早めに動物病院で治療法を相談するようにしましょうね!

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